ハングル · 母音
ハングルの母音と、二通りの組み方
ハングルの母音は縦線、横線、短い画からできています。その向きが文字の組み方を決めます。縦長の母音は子音の右に、横長の母音は子音の下に入ります。日本語の母音は五つですが、韓国語はこれより多く、区別も細かくなります。
まず向きを見る
ㅏ・ㅑ・ㅓ・ㅕ・ㅣ は縦長で、子音の右に置きます。ㅗ・ㅛ・ㅜ・ㅠ・ㅡ は横長で、子音の下に置きます。この二つだけで文字の形はほぼ決まります。
短い画がどちら側を向くかも意味を持ちます。ㅏ は右、ㅓ は左、ㅗ は上、ㅜ は下です。一つずつの絵として覚えるより、対にして関係で覚えるほうが確実です。
日本語話者がとくに迷うところ
ㅗ と ㅓ はどちらも日本語のオに聞こえがちですが、韓国語では別の母音です。ㅜ と ㅡ も同じくウに寄せてしまいやすい組です。仮名に置き換えず、口の形の違いとして覚えてください。
合成母音の ㅘ・ㅝ・ㅢ・ㅐ・ㅔ は基本の形の組み合わせです。基本の向きを先に固めておけば、新しく十一字増えるのではなく、既知の部品が組み合わさるだけになります。
一覧
ハングル母音一覧
書かれた母音と、その読みおよび説明を突き合わせてください。
ㅏ は日本語の「ア」に近い基本母音です。縦線の右に短い画が付き、口を自然に開いて発音します。
ㅑ は ㅏ の前に短い y 音を添えた母音で、日本語の「ヤ」に近い音です。短い画が二本なら y が加わります。
ㅓ は日本語に同じ音がなく、「オ」と「ア」の中間に近い非円唇母音です。唇を丸めず、eo を二音には読みません。
ㅕ は ㅓ の前に短い y 音を添えた一つの母音です。ローマ字が三文字でも一音節で読みます。
ㅗ は唇を丸める「オ」に近い音です。短い画が上を向き、音節ブロックでは子音の下に置きます。
ㅛ は ㅗ の前に y 音を添えた「ヨ」に近い母音です。上向きの短い画が二本あります。
ㅜ は唇を丸める「ウ」です。日本語の「ウ」より唇の丸みをはっきりさせ、下向きの短い画で ㅗ と区別します。
ㅠ は ㅜ の前に y 音を添えた「ユ」に近い母音です。下向きの短い画が二本あります。
ㅡ は日本語にない非円唇母音です。唇を丸めず横に保ち、日本語の「ウ」より舌を奥にして発音します。
ㅣ は日本語の「イ」に近い母音です。縦一本の画で、ㅏ・ㅓ・ㅑ・ㅕ の土台にもなります。
ㅐ は「エ」に近い母音です。現代のソウル方言では ㅔ との区別が小さくなっています。
ㅔ は「エ」に近い母音で、現代語では多くの話者が ㅐ とほぼ同じように発音します。
ㅒ は ㅐ に y 音を加えた母音で、現代語では ㅖ と非常に近く発音されます。
ㅖ は ㅔ に y 音を加えた一つの母音で、「イェ」に近く聞こえます。
ㅘ は ㅗ と ㅏ を一音節に組み合わせた「ワ」に近い母音です。
ㅙ は ㅗ と ㅐ の組み合わせです。現代語では ㅞ・ㅚ と近く聞こえることがあります。
ㅚ はローマ字で oe と書きますが、現代語では多くの場合「ウェ」に近く発音されます。
ㅝ は ㅜ と ㅓ を一音節に組み合わせた母音で、「ウォ」に近く聞こえます。
ㅞ は ㅜ と ㅔ の組み合わせで、多くの話者では ㅙ・ㅚ と近い音になります。
ㅟ は ㅜ と ㅣ を一音節に組み合わせた「ウィ」に近い母音です。
ㅢ は ㅡ と ㅣ を一音節に組み合わせた母音です。助詞などでは発音が変わることがありますが、まず基本形を覚えます。
ここで試す
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